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参議院の予算委員会中継を見ていると

参議院の予算委員会中継を見ていると(少し前に書いてストックしてたので時期が少しずれてます。悪しからず)、ある女性議員が鼻息荒く早口で「総理、緊急事態宣言の期限まであと少しですが、緊急事態宣言解除出来ますか?出来ませんか?」と、まるで小学生の反省会の様な質問を、堂々とやっていた。そんな事はもう少し時間と結果と状況を鑑みて決めるもんなんだよ!この方、十年ほど前にも予算編成で事業仕分けの際に「スパコンは世界2位じゃダメなんですか?」と訳の分からない事を仰っていた。この方、本当に国会議員の資質があるのでしょうか?小学校の学級委員長でもなさっていた方が雰囲気的にはお似合いかもしれない。

 

先のコラムでも書いたようにこれから先の日本の製造業、農業には外国人労働者に頼らざるを得ないと私は考える。そういった人財に頼ならければ日本のGDPは上がらない。その上、日本人の数が増えないので他の方法で生産性を上げるしかない。日本の国際競争力は1991年当時は世界1位だったが現在は26位くらいと年々その推移は下降している。後期高齢者層が増えているので年間5000億円程の社会保障費がありこれはこれから先増えていく訳だ。この歳出をコントロールするには我々も含め団塊の世代の先輩方に、健康で元気に仕事をしてもらうのが一番だと思う。今、我々が実習生を受け入れているベトナムでは、ある程度の年を重ねると仕事をしなくなる人が多い。それは孫の面倒を見るのが当たり前の社会だから。どんなに貧しくても働かない。働くのは孫のお父さんとお母さん。国外で働かなくても、ベトナム国内で出稼ぎに出て年に数回しか帰郷しない人達が沢山いる。中国の人達もその様なケースが多かった。

 

東南アジア諸国には介護施設という言葉が中々当てはまらない。年を取った両親は自分達で面倒見るのが当たり前で、他人に世話をしてもらうのは恥ずかしいと思っている。数十年前まえ日本でのそうだった。しかし今の日本社会は子供に迷惑は掛けられないと考えている人達が多いと感じる。私もそう感じる一人です。しかし頭をよぎるのは先立つものが無い。。。深刻な問題ですよ。それじゃやっぱり元気で楽しく仕事するしかない。長年勤めた会社を退職しセカンドステージなるものに夢がある人はどのくらいの割合でいるのだろうか?再就職しても、警備員か清掃員。。。今まで第一線でリーダーを張ってきた人達が、である。そんな先輩方の知恵や経験をご教授頂こうとは考えないのかね。しかしそうなると年功は無くすべきですな。これはあくまでも私の考えなのでそうじゃない人には悪しからず。

 

先進国の中で寝たきり老人が一番多いのは日本である。何もやることなくてじっとしてると身体はすぐに弱るから。

 

私は物書きではないので文脈や表現が間違っていたら申し訳ない。思いつくまま書いてるだけなので。

 

これからの日本を変えていくとするならば社会構造を一度見直す必要アリだと思う。

日本の高度成長が上手く行ったのは時代背景と製造業の工場モデルが社会を引っ張ったからだとAPUの出口学長は仰る。力の強い男性は中学出たら高校や大学には行かず、集団就職で朝から晩まで長時間労働をし、女性は専業主婦で家庭と子供たちの面倒を見て、楽しい家庭を作りましょう!的な政策のおかげである。では現在の日本はどうでしょう。学力主義という言葉に翻弄されながら高校、大学を出て希望の会社に入れてるだろうか?日本の企業は成績で採用するより、クラブ活動でリーダーシップをどう発揮したとか欧米と比べて少し目線が番うようだ。日本の製造業で大卒比率は40%程度。サービス産業の大卒比率は90%越え、圧倒的に大学院卒が多い。少し前までは院卒は使えないと言っていた。それは高度成長期から変わっていない工場モデルだからだ。日本は先進国の中では稀にみる停学列国である。これからの未来ある子供達には徹底的に勉強を楽しんでもらい日本の将来の為に頑張って欲しい。そして企業には大卒の採用を成績重視に目線を変えてもらいたい。優秀な学生は自分で行きたい学校を決め、良いパフォーマンスを上げる人が多いので自分で選んだ会社でも将来大きなパフォーマンスを上げるに違いない。何故なら目標の為に自己コントロールが出来るから。その様な環境を作ってあげるのが今の私達大人がやらなければならない事だと考えます。現在の一次産業や二次産業で足りない人財はそれを受け入れる環境を整え、社会構造にイノベーションを起こすべきである。

 

だらだらと纏りのない文章で申し訳ない。思い付いた事をただ書き綴っているだけなので。。。

 

田添史郎