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コロナ感染者が日本で発見されて一年が経つ。

コロナ感染者が日本で発見されて一年が経つ。其れからどれだけ大きく世間は変わっていっただろうか?まさかこんなに世界経済を混乱させるとは多くの人は思わなかっただろう。春先には、夏になれば感染は衰退し、また普通の生活が出来るだろうと楽観していたと思う。それが見る見るうちに感染拡大し世界中に広がってしまった。そして生活の基盤となる収入に影響を及ぼしてきたのだ。物流は寸断され製造そのものの計画が上手く計れないなど、今迄に経験したことのないような事態が起きてきた。さあこれからどうやって行く。。。?みんな周りの様子を見ながら悩んでいる。あるいは自分だけではないと少しほっとしている。あるいは国や自治体の対策を待っている。あるいは今がチャンスだと意気揚々とビジネスに取組む人もいる。しかし、分かってることは歴史から紐解いていく考え方と、答えのないものに決断をしなければならない事。

 

日本の政府は安倍首相から菅首相に代わりより混乱迷走を続けている。ここぞとばかりに野党も国の税金を使い打倒与党に励んでいる。今国会もお粗末だな。。。これでは日本の将来は不安である。やはり答のないものに決断する勇気が必要だ。そしてこれから先の日本の経済はどうなるだろうか?

 

一昨年トヨタ自動車の豊田社長が「終身雇用は難しい」と発言され大きな話題を呼んだ。そうです、日本は働き方の改革を迫られる中、生活の様式まで変えていかなくてはならない。そんな中、先程述べたように経営者は結果が分からない事に決断をしていかなくてはならない。しかし少子高齢化が加速している現在、日本の将来を期待するとするならば外国人労働者に頼らざるを得ないのではないか。一部の反対する方達の気持ちも分かるがこの現状を乗り越え景気回復するまでの間は多少の混乱も仕方なかろうと思う。

 

日本の高度経済成長期は多くの国民が働く事への希望があったが今はどうだろう。東南アジアの人達は働く事への希望をもって日本へやって来る。しかし残念ながら日本人は長い間鎖国という時期を過ごし周りは海に囲まれた環境から異国の人たちと交流する事に慣れていないもしくは拒む人達がいる事は少し残念である。

 

子供の教育には英会話をと考えている人は多いと思うが、果たしてそれをマスターしてもグローバルに仕事が出来るだろうか?コミュニケーション能力無しでは言葉は大した武器にはならない。なのでコミュニケーション能力のない企業に外国人技能実習生がやってきてもうまく馴染まないのである。ひらがな位かける様に教育されては来るが日常会話は出来ない。逆を考えれば理解しやすいと思うが数か月で外国語を覚えて海外で働く恐怖を。そんな外国人技能実習生に自分の会社の業務の一部をやって貰う訳だから受け入れる方もある程度外国人労働者を使うスキームを高めるべきである。一部の批判的な記事を書くライターも外国人技能実習生が悪い、あるいは受入れ機関が悪徳だの読む側が偏った解釈をしない様に書いて欲しいものである。

 

働く事への希望をもって日本へやって来る外国人技能実習生達を快く受け入れてあげる環境を整える事が我々の仕事であり日本の将来の為になる事ではないだろうか。

 

田添史郎