もう直ぐ春 田添史郎
- 2024.03.7 | コラム
最近のメディアでは、各地の外国人雇用が過去最高になったという記事をよく見る様になってきた。特定技能については自動車運送業や鉄道、林業、木材産業の4業種を加える事を検討中とある。2024年問題も背景にあると思うが、そもそも日本の働き手が不足しているからこそ外国人労働者の雇い入れを制度化していると思うのだが、彼らは沢山働いて、故郷への仕送りを真剣に考えていて、我々が頑張ってお金を稼ごうと考えている次元が元々違っていてもっと切実な問題である。コロナ後の日本は世界中からお金が集まり株価が上昇し、今年の春闘も話題になっている。しかし日本の実態経済と株価、そして地方の中小零細企業が、話題になっている賃上げについて行けるだろうか?現在の日本の高度成長には先の諸先輩方が志を持って沢山働いてきたからに他ならない。正しい使い方が正しくないかもしれないが、私は少なからずともリベラル派ではない。なので日本という国の再生には少子化問題を解決し、豊かな国創りを目指すべきだが、高度経済期の様に今の日本人が汗水たらして働くだろうか?大げさかもしれないが学校教育から見直すべきかもしれない。そしてイギリスが見事復活を遂げる要因となった外国人労働者に対する考え方をもう少し違う角度から考え直した方が良い。イギリスのジョンソン前首相はブレグジットによる品不足や人材不足による経済の悪化を「賃上げ」という如何にも最もらしい言葉で粉飾した。実態は少し違うが、現在の日本と似ているような気がするのは私だけ?現在の日本はいろんな要素から立て直しに迷走している。私は決して日経平均が最高値を付けても日本再生には繋がらないと考える。
殴り書きの様に書いているので、文章が纏まって意味不明に思われるかもしれないが雰囲気だけ分かってもらえれば幸いである。言える事は、各人がもっと真剣に日本の将来を考える時が来たという事。外国人労働者に頼らないと日本の産業は成り立たない。そして、多様な文化を受け入れる事が出来る様に心がけよう。
日本の将来の日本の為に
田添史郎